逆基準性の問題と税の直間比率見直し
「会計学はこう考える (ちくま新書)」を読んで、逆基準性の問題が日本の法人税論議に与える影響が気になりました。
- 作者: 友岡賛
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2009/08
- メディア: 新書
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選挙の季節で消費税についても触れられていましたが、間接税の比重を上げた方が良いように思えます。直間比率見直し論者の方がよく主張されるように、企業が活動する以上、利益の有無にかかわらず支払わなければいけませんからね。外形標準課税の導入とかは抵抗が強いでしょうし。消費税を上げる代わりにベーシックインカムの導入と、所得税、法人税減税とセットなら副作用も少なくてすむと思うんですけど。でも、いまの日本の政治状況からは、消費税の増税はしばらく無理だろうなあ。