2008-11-01から1ヶ月間の記事一覧

1930年代再び

政治・経済の状況がだんだん1930年代に似てきているのがいやな雰囲気です。大正デモクラシーの自滅が昭和初期になにを引き起こしたのか、思い起こさずにはいられませんでした。この国の民主主義は再生できるのでしょうか?そう願わずにはいられません。

文学教育の前にすることがあるのでは?

梅田氏が「水村美苗「日本語が亡びるとき」は、すべての日本人がいま読むべき本だと思う。 - My Life Between Silicon Valley and Japan」で取り上げて以来、「日本語が亡びるとき―英語の世紀の中で」がブログ界で話題になっていますので、私も早速読んでみ…

良くある悲劇の物語かな・・・

未読のまま埋もれていた「生物と無生物のあいだ (講談社現代新書)」が発掘されたので、毀誉褒貶の激しい本書を読んでみました。自分と異なる意見の持ち主の本を批判的に読むのも面白いですからね。タイトルだけで見ると「生命とは何か」を突き詰めた科学エッ…

オバマ大統領誕生ですね

事前予想通り順当にオバマ氏が大統領選に当選しましたね。近年では最悪の状態を引き継ぐ形で大統領に就任するだけに、厳しい政権運営が続くでしょうが変革で立て直すことを期待しています。それにしても何かと黒人初と報道されていますが、人種、出自で差別…

生物、社会等をシステムとして捉える

今回の金融危機などで"collateral damage "の可能性が事前に見過ごされてしまうのはなぜかと思ったところから疑問が生まれたのですが。なぜ発生したのか、どのように対策すればについていろいろ議論されていますが、すれ違いも多々見られます。心理、社会、…

Study? Research?

科学の四象限について - 赤の女王とお茶をで、研究活動の分類について考察されていますが、日本で研究という言葉が定着する過程で、本来異なった意味合いの概念が混同されているように思えます。英語では"study"と"research"という異なる言葉で表現されてい…