2008-04-01から1ヶ月間の記事一覧

群衆の知恵

Web2.0や予測市場の裏にある考え方を解説した本が、ジェームズ・スロウィッキー氏の「「みんなの意見」は案外正しい(原題:The Wisdom of Crowds: Why the Many Are Smarter Than the Few and How Collective Wisdom Shapes Business, Economies, Societies …

学び続けるとは

はてなのnaoya氏が勉強、学ぶ:naoyaのはてなダイアリーで、 物を学ぶということは物を見る目を変える。と書いていますが、見方が変わるためには前のエントリーで紹介した「99・9%は仮説 思いこみで判断しないための考え方 (光文社新書)」の考え方が身につい…

思いこみで判断しないための考え方

科学的に考えるとか何かということを易しく解説したのが竹内薫氏の「99・9%は仮説 思いこみで判断しないための考え方 (光文社新書)」です。99・9%は仮説 思いこみで判断しないための考え方 (光文社新書)作者: 竹内薫出版社/メーカー: 光文社発売日: 2006/02/…

サイエンティスト=エンターテイナー?

ちょっと異論がでそうなタイトルですが。 savid氏の「文字通りのLife Huckかぁ:赤の女王とお茶を」で紹介されていた、Hash氏の「プログラマーに比べ、バイオ研究者に飛び抜けた才能が現れない理由のひとつ:バイオ研究者見習い生活 with IT」を見て思ったこ…

「Science for All Americans」の日本語訳が公開

AAAS(American Association for the Advancement of Science)が中心となってProject 2061という科学教育改革プログラムが進められていることが、「赤の女王とお茶を」のsivad氏の「アメリカの科学教育は76ヶ年計画で着々と進行中。:赤の女王とお茶を」で紹…

巨大システムの内側の世界

前に紹介した「その数学が戦略を決める」で、夢物語ではなく実現可能なものとして主張されているのは、Googleに代表されるような巨大なシステムが一般的に使われるようになった影響が強いように思います。固有名詞なのに「ググれ」とか動詞化していること自…

統計でウソをつく法

ちょっと統計関連ネタがつづきますが、プロパガンダ本を読んだ後にはバランスをとる意味を込めて盲点を述べた本を読み直し。「統計でウソをつく法―数式を使わない統計学入門 (ブルーバックス)」とタイトルはちょっとひねっていますが、統計の盲点を含めて真…

規範的思考と実証的思考

前のエントリーで取り上げた本ですが、ちょっとプロパガンダ臭が強いというのは確かかな。yutakashinoさんが すべての統計手法には限界がある。その限界を示しながら控えめに成功例を提示するのが、学者としての嗜みだと思うのだが、その適用限界の提示があ…

社会現象を数値に基づいて判断する

現在はGoogleやWikipediaなどの情報技術の発展によって膨大な知識に容易にアクセス出来ます。そのため情報の洪水によって必要な情報にたどり着けないことが問題としてよく認識されていますが、もっと本質的なことが忘れられてないでしょうか。そう、どんなに…

日記を再開

一旦日記を書くのをやめてしまったのですが、再び再開したいと思います。とりあえずメモ感覚で。その時々関心のある事柄について書き留めていきたいと思います。書くことで頭の中だけにあるよりは整理されますし、オープンなブログにしているのは、他人から…