2009-06-01から1ヶ月間の記事一覧

Zetero良いですね

Marginal Revolutionのエントリーでされていた文献管理サービスZeteroを使い始めてみたんですが、なかなか良いですね。Firefoxのプラグイン入れておくと、ワンクリックでSSRN、arXiv、PubMed、Amazonから文献情報が登録できます。データベースからだけでなく…

ハイデガーと仏教哲学

今更ですが、「ハイデガー=存在神秘の哲学 (講談社現代新書)」を読んで思ったこと。ハイデガーの思想って仏教哲学で論じられていることと非常に類似しているのでは。ハイデガー=存在神秘の哲学 (講談社現代新書)作者: 古東哲明出版社/メーカー: 講談社発売日…

統計学と経済学のあいだ

少し前にyyasuda氏がブログで紹介していた竹内啓先生の「統計学と経済学のあいだ (1977年) (東経選書)」を読んで見ました。統計学と経済学のあいだ (1977年) (東経選書)作者: 竹内啓出版社/メーカー: 東洋経済新報社発売日: 1977/10メディア: ?この商品を含…

国立情報学研究所のオープンハウスに行ってきました

最近、法化社会へ向かう流れとか、IFRSでプリンシプルベースに変わるとか、人間の努力だけではやりきれなさそうな流れになっていますが、業務として大変だけどシステム化し難しくて結構放置されている課題が有ると私なんかは最近見ています。そこで、いろい…

日本人は本当に訴訟嫌いか?

司法制度改革で日本人の法意識とのズレが批判されたりしていますが、日本人の法意識の定本といえば「日本人の法意識 (岩波新書 青版A-43)」でしょうか。日本人の法意識 (岩波新書 青版A-43)作者: 川島武宜出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1967/05/20メディ…

安心社会のビジネス

前のエントリーで触れたソーシャルビジネスの姿を考えていたら、山岸俊男氏が「安心社会から信頼社会へ―日本型システムの行方 (中公新書)」の中で定義した安心社会を基盤としたビジネスではないかと。安心社会から信頼社会へ―日本型システムの行方 (中公新書…

ソーシャルビジネスって顧客=投資家?

2006年にノーベル平和賞を受賞したムハマド・ユヌス氏による「貧困のない世界を創る」を今更ですが読みました。貧困のない世界を創る作者: ムハマド・ユヌス,猪熊弘子出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2008/10/24メディア: 単行本購入: 13人 クリック: 124…

名医って?

Chikirinさんが名医の誤診率について「すれ違う前提 (医療編) - Chikirinの日記」というエントリーをアップしていましたが、私も驚きました。その誤診率の低さに。 それは、ある高名な医師の方が退任することになり、大学で最後の記念講義をされた時のこと…

中等教育でこそ必要では?

「法の世界へ 第4版補訂 (有斐閣アルマ)」は、大学法学部以外の学部で教養科目として法学を学ぶ学生を対象に書かれた本です。法の世界へ 第4版補訂 (有斐閣アルマ)作者: 池田真朗,犬伏由子,野川忍,大塚英明,長谷部由起子出版社/メーカー: 有斐閣発売日: 2009…

群選択の復活ってマルチレベル選択説のことだったのね

先日のエントリーで紹介したデイビッド・スローン・ウィルソンの群選択的な説には、実はちょっと引っかかりを感じていました。最近進化論を援用した議論で、群選択説が復活したとか書かれているのを見たりしていたんですが、復活したと言われているのって、…