異なる価値観の狭間に

吉川日出行氏がソーシャルメディアの俯瞰図を紹介されていて、全体をざっと眺めてみました。
ソーシャルメディアの俯瞰図(Social Media Conversation Prism)がバージョンアップ:ナレッジ!?情報共有・・・永遠の課題への挑戦:ITmedia オルタナティブ・ブログ
もうひとつのソーシャルメディアの俯瞰図(Social Media Landscape):ナレッジ!?情報共有・・・永遠の課題への挑戦:ITmedia オルタナティブ・ブログ
ソーシャルメディアという語感から連想されるとおり、多くのサービスは共通の関心を持った人々がインターネット上で共同体を作る方向に向いています。でも、現実には法的思考と経済的思考のぶつかり合いのように、異なる価値観を持った人々がぶつかりあうこともあります。でも、すれ違いのまま平行線をたどるケースが多々あるような。共同体を作る方向ではなしに、異なる価値観のぶつかり合いの中で折り合いをつけることをサポートする、そんなソーシャルメディア(?)もあってもいいのかもと、ふと思ってみました。現状が共同体を志向しているならば、最近ちょっと話題の公共圏を志向する感じで。機械的なルールの適用とかでは何とかなる問題だとは思わないので、解決策を提示するとかではなく、主張の差異を明確にして、論点の整理を支援するような漢字かな。
本当にできるのか、何ができるのか、いろいろ調べたり考えたりは、逆に発散気味(汗)。